小説 四人の足跡(2)――保護犬リキが家族になるまで 第二章逗子という町ザザーン。ザザザザザ……。怪物だ。ボクは立ち止まり、砂の上で足を踏ん張った。だけど、河原で見たあの怪物とは少し違う。カンカンとも、ガタゴトンとも言わない。長い身体もない。ボクの前まで白い泡を伸ばしてきて、足の先を濡らすと、... 2026.09.09 小説